倶利伽羅山の
花咲かお爺さん
「高木勝巳」



倶利迦羅不動寺を中心に、同寺に通じる道路の両脇に4千本余りの八重桜の並木が続き、毎年ゴールデンウィークの頃になると桜花が満開となり観光客で賑わう。
この見事な桜並木は高岡市在住の高木勝巳さんが奥さんと2人で昭和34年から私費で植え続けたもの。
高木さんは昭和9年、倶利伽羅峠で自動車の故障により30bの崖下に自動車もろとも転落。自動車は大破したが、不思議にも高木さんとその助手は全くの無傷であった。
そして時が過ぎ昭和34年の1月、3晩続けて枕辺に不動明王が立たれ「今、倶利迦羅はさびれており人々が訪ねて来ないので寂しい。何とか賑やかにしてほしい」とのたび重なるお告げであった。後に高木さんは事故で九死に一生を得たのは不動明王のお陰だったと悟り、この地を加越の吉野山にとの悲願を立てられ、ご恩返しとして桜苗木を一万本を目標に植え続けた。
以来、20年余りにわたり、こつこつと植え続け生涯に7千本を植え現在の姿を見るに至ったものの、一個人の業績とは思われない力を発揮した高木さんの熱意と実行力は、現在もなお受け継がれている。


お問い合わせ先
町観光協会
076-288-2129


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